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概要
「薩長連合、大政奉還、あれァ、ぜんぶ竜馬一人がやったことさ」と、勝海舟はいった。坂本竜馬は幕末維新史上の奇蹟といわれる。かれは土佐の郷士の次男坊にすぎず、しかも浪人の身でありながらこの大動乱期に卓抜した仕事をなしえた。竜馬の劇的な生涯を中心に、同じ時代をひたむきに生きた若者たちを描く長篇小説。
情報
- 著者：司馬遼太郎
- 掲載年：1962 - 1966年
- 発行元：文藝春秋社
感想
幕末歴史小説の傑作中の傑作。
あまりに人気でかつリアリティのある小説だったために、歴史小説(フィクション)であるのに、この小説の竜馬が本物の龍馬のイメージになってしまった、とまで言われている。
非常に面白い歴史小説ですが、とはいえ幕末や歴史の知識が全くない人が読めるかどうかとなるとちょっと難しいところはあるかもしれません。
その場合は龍馬が主人公の漫画、「お～い！竜馬」(小山ゆう (著))がオススメですね。
