物語はハッピーエンドで

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【ラノベ】「りゅうおうのおしごと!」の紹介。ネタバレなし

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あらすじ

玄関を開けると、JSがいた―「やくそくどおり、弟子にしてもらいにきました!」16歳にして将棋界の最強タイトル保持者『竜王』となった九頭竜八一の自宅に押しかけてきたのは、小学三年生の雛鶴あい。きゅうさい。「え?…弟子?え?」「…おぼえてません?」憶えてなかったが始まってしまったJSとの同居生活。ストレートなあいの情熱に、八一も失いかけていた熱いモノを取り戻していく

作品情報

  • 著者:白鳥士郎
  • イラスト:しらび
  • 出版社:SBクリエイティブ
  • 刊行期間:2015年9月12日~
  • 巻数:16巻(短編含む。2022年1月現在)

感想

将棋を題材にしたライトノベル。
ラノベ読者を対象にしているせいか、ロリネタとか、ハーレムネタとか、おふざけに走っている部分はありますが、こと将棋の勝負に関しては非常に「熱い」展開が繰り広げられます。

主人公の九頭竜八一は「10代の将棋タイトル保持者」という設定で、当時(2015年)はそんなのあり得ないと批判されてたようですが、それを超える藤井聡太さんの登場でより注目されるようになったそうです。(参照:りゅうおうのおしごと! – Wikipedia)

私自身は将棋界には詳しくないので気になるところは何もないですが、将棋界に詳しい人だと色々と言いたくなるところも出てくるかもしれません。

あとは最初に言った、ロリネタとかのおふざけ部分。
本気のロリコンじゃなくて冗談でやってるのは分かるのだけれど、人によっては引いちゃう人もいるだろうなぁとは思います。
個人的にはこういうネタは嫌いじゃない(好き)なんですけど、これだけ面白い物語が書ける作者なら、ロリネタなんかいらないのにな、と思う所はありますね。このネタのせいでラノベ好きの人以外には勧めづらい本になっちゃってるんですよね。

ただそんなロリネタやってるとは思えないほどの熱い展開と感動もあるので、ぜひ幅広く読んでもらいたいものです。

あとアニメ版とマンガ版もありますが、私的には原作のラノベの方が何倍も面白いので、アニメ/マンガで気に入った方は原作読むのをオススメします。

 

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