物語はハッピーエンドで

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【小説】「三国志」(吉川英治)を読む。ネタバレなし

★★★★

あらすじ

日本では卑弥呼が邪馬台国を統治する頃、中国は後漢も霊帝の代、政治の腐爛は黄巾賊を各地にはびこらせ、民衆は喘ぎ苦しむ。このとき、楼桑村の一青年劉備は、同志関羽、張飛と桃園に義盟を結び、害賊を討ち、世を救わんことを誓う。
――以来百年の治乱興亡に展開する壮大な世紀のドラマ。

作品情報

  • 著者:吉川英治
  • 連載年:1939年 - 1943年

新聞連載小説として、戦時中の1939年から1943年までほぼ4年間連載され、戦後に単行本として刊行され、絶大な人気を博した。基本的なストーリーラインは中国の歴史小説『三国志演義』に従いつつも、特に人物描写は日本人向けに大胆にアレンジし、今日までの日本における三国志関連作品へ多大な影響を及ぼした。

感想

もはや日本の三国志の教科書のような本。

コーエーテクモの三国無双からの吉川三国志に入る人が多いのかな最近は?
私の場合は光栄シミュレーションゲーム「三国志」から吉川三国志にはまりました。

壮大なスケールの歴史スペクタクルを、是非堪能してもらいたい。
今なら吉川英治作品は青空文庫で無料で読めますからね!

小説読むのが大変ならば、吉川三国志をベースに独自の解釈が加わった横山光輝のマンガ「三国志」もあります。

ただこちらはこちらで全60巻あるので、全部読むのはそれなりに時間はかかります😅
そして吉川三国志は諸葛亮孔明の死で終わりますが、横山三国志は蜀の滅亡まで描ききっています。

そしてちょっと三国志の知識がつくと「吉川三国志は三国志演義がベースだから正史とは違うしなぁ」とか言いだします。そうなったらもう立派な三国志通ですね!