物語はハッピーエンドで

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【小説】「化物語」(西尾維新) の紹介。ネタバレなし

★★★★★

あらすじ

阿良々木暦を目がけて空から降ってきた女の子・戦場ヶ原ひたぎには、およそ体重と呼べるようなものが、全くと言っていいほど、なかった―!?これぞ現代の怪異!怪異!怪異

作品情報

  • 著者:西尾維新
  • イラスト:VOFAN
  • 出版社:講談社
  • 発売日:2006年

『化物語』(バケモノガタリ)は、西尾維新によるファンタジー小説。〈物語〉シリーズ第1弾(通巻1、2巻目)として講談社BOX(講談社)より上巻が2006年11月に、下巻が2006年12月に刊行された。イラストはVOFANが担当している。2009年にテレビアニメ化、2012年には『化物語 ポータブル』としてゲーム化、2018年に漫画化された。

感想

2006年の発売以来人気になってシリーズ化。アニメも大ヒットして、「物語」シリーズは2022年1月の時点で30冊に近い大長編物語へと成長していきました。
その「物語」シリーズの第一作目がこの「化物語」です。

「化物語」の面白さは、キャラクターとその掛け合いの面白さに寄るところが大きいですね。
著者の西尾維新さんも「とにかく馬鹿な掛け合いに満ちた楽しげな小説を書きたかった」と言っていて、その通り非常に楽しい物語になっています。といってギャグ小説などではなく、ストーリーもしっかり面白いので、そこが大ヒットしたところなのでしょうね。

シリーズは15年経ってもまだ完結していなく、これから読もうとする人はなかなか手が出しづらいのではないかと思えます。これは個人的な感想ですが「物語」シリーズはシリーズ最初のこの「化物語」 が一番面白くて、それ以降は「化物語」のファンの人のための物語、という傾向が強くなっている気がします。特に後期になればなるほどより一層その傾向を強く感じますね。

そして全巻読まなければ物語の真意がわからないというものではなく、恐らく人気になったからシリーズ化させたところもあると思われますので、この「化物語」だけでも十分に完結した物語でもあります。

ですので「化物語」を読んで気に入ったら、ファーストシーズンと呼ばれている「猫物語(黒)」まで、さらに深く知りたかったらファイナルシーズンと呼ばれてる「続・終物語」まで読めばいいんじゃないかな、と思います。
私個人は「続・終物語」まで読んで終わりました😅

アニメ版もよい出来ですので、そちらを観るのもアリですね

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