物語はハッピーエンドで

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「のだめカンタービレ」の紹介。ネタバレなし

★★★★

概要

『のだめカンタービレ』 (Nodame Cantabile) は、二ノ宮知子による日本の漫画作品。またはそれを原作としたテレビドラマ・テレビアニメ・実写映画などの作品。女性漫画誌『Kiss』(講談社)にて2001年から2010年まで連載された。クラシック音楽をテーマとしている。略称は「のだめ」。

作品情報

  • 作者:二ノ宮知子
  • 出版社:講談社
  • 掲載誌:Kiss
  • 掲載年:2001年 ~ 2010年
  • 巻数:25巻(本編23巻+番外編2巻)

感想

それまでクラシックの事など何の興味もなかったのに、クラシックコンサートに行く人を多数生み出したという、クラシック漫画の傑作「のだめカンタービレ」。
ええ、私もこの漫画の影響でクラシックコンサートに行きましたさ!

物語のほうは、野田恵(通称:のだめ)という変態だけれど天才的なピアノの腕をもつ女性と、指揮者を目指してるエリートの二枚目、千秋真一との出会いと、成長と恋愛のお話。

「のだめ」の変態っぷりはなかなか堂に入ったもので、ゴミ部屋に住み、品があるとはお世辞にもいえない彼女のその言動は、奇人といっても差し支えない程のインパクトがあります。

善くも悪くもかなりクセのあるキャラクターですので、この「のだめ」がどうにも生理的に受け付けない人もいるようです。
「のだめ」の変態っぷりを面白いと思えたのならしめたもの、あなたをクラシック好きにさせてくれることでしょう。

「のだめカンタービレ」はこの漫画の他にも、上野樹里さん、玉木宏さん主演のテレビ版、川澄綾子さん、関智一さんが声優のアニメ版などもあり、どれもが素晴らしい出来映えとなっております。特にテレビドラマ版では「のだめ」というクセのある難しいキャラを上野樹里さんは見事に演じてくれていて、素晴らしいの一言ですね。

あと、テレビ版とアニメ版では、本物の演奏がありますので、やはりこれは漫画にはない強力なアドバンテージです。 漫画の「のだめカンタービレ」が気に入りましたら、少なくてもどちらかは見て欲しいですね。
ちなみにテレビ・映画版の千秋真一(玉木宏)の演奏は、いまテレビでよく拝見するピアニスト清塚信也さんが吹き替え演奏しているとのことです。

最後に、物語は前半の「日本編」と後編の「パリ編」の2つに大きく分かれていまして、個人的には「日本編」のみでしたら★5になります。

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