★★★★
あらすじ
『食戟のソーマ』(しょくげきのソーマ)は、附田祐斗(原作)、佐伯俊(作画)による日本の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて2012年52号から2019年29号まで連載された。名門料理学校「遠月学園」を舞台に、下町の定食屋の息子である料理人の少年・幸平創真の活躍と成長を描く料理・グルメ漫画。
作品情報
- 原作・原案:附田祐斗
- 作画:佐伯俊
- 出版社:集英社
- 掲載誌:週刊少年ジャンプ
- 発表号:2012年~2019年
- 巻数:全36巻
感想
物語を超簡単に説明しますと、主人公の幸平創真(ゆきひら そうま)が料理学校に入学して、ライバルたちと料理勝負して、成長していく物語。そして美味しい物を食べると、なぜか服がはだけるサービスシーン(男女問わず)があるのが特徴の漫画です。
絵は非常に綺麗ですね。
ただ、★4にはしていますが、個人的好みの★4ですので、そんなに人には勧めていません😅
熱血料理バトルとお色気シーンが融合した漫画で、このお色気シーンのおかげで色物漫画に見えますが、物語自体は王道中の王道、少年ジャンプが得意な「友情・努力・勝利」の黄金ストーリー展開です。
このお色気シーンが嫌という人や、料理漫画としてのレベルが低い、と言う人が多数いるのは、とてもよくわかります。ここは好みと見方の違いがでてくるところでしょうね。
これは私の見方ですが、まずお色気おはだけシーンは大好きです。これがなかったら「食戟のソーマ」の存在価値はない、というくらい重要に思っております。お色気といっても男も脱ぎますし、ほぼギャグのようなものです。ですので、この部分は自分はギャグ漫画として捉えています。
料理漫画としてのレベルが低いというのも、私はこの「食戟のソーマ」を料理漫画というよりも、バトル漫画として見ています。車田正美先生の漫画の主人公が繰り出す必殺技が、どんな技か全くわからないけど敵がすっ飛んでいくのを見て爽快になるのと同じ原理です。
まぁ私は料理はチャーハンとカレーくらいしか作らないので、具体的な知識がないですから、勢いだけで見ている部分はありますけれど。
ということから、この作品はグルメ漫画ではなく、料理を題材にしたギャグ&バトル漫画、なのです。
アニメ版は五期まで放送され、漫画の最終回までカバーしています。
私自身は四期の『食戟のソーマ 神ノ皿』までしか見ていませんが(なぜ五期を見ていないのかはお察し😅)、アニメ版の出来も良いです。
31巻から始まる最終章は蛇足という意見も多いのですけれど(私も同意見ですが)、最後は存外に綺麗にまとまっているので、読後感は悪くないです。