物語はハッピーエンドで

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【映画】「空の大怪獣 ラドン」ネタバレなし

★★★

あらすじ

東宝特撮初のカラー怪獣映画!音速を超える驚異の大怪獣ラドンが蘇った!
巨大昆虫メガヌロンが古代から蘇った。その復活に呼応するかのように怪獣ラドンが出現!
音速を超える怪鳥はみるみる都市を破壊してゆく…!怪鳥ラドンと戦闘機の空中戦が始まった!

作品情報

  • 監督:本多猪四郎
  • 特技監督:円谷英二
  • 原作:黒沼健
  • 出演者:佐原健二/白川由美
  • 公開年:1956年

感想

「ラドン」というとゴジラ映画にゴジラと一緒に登場する怪獣というイメージでしたが、そのラドンが初めて登場する単体作品がこちら「空の大怪獣 ラドン」です。

私は特撮についてとかは全然詳しくないですが、当時としてなかなか凄い特撮だったんじゃないかなぁという気はします。ラドンの衝撃波で屋根の瓦がバラバラと飛んで行くシーンなどは迫力ありました。

物語のほうはシンプルで特筆するものはあまりないですが、驚いたのはこの1956年の映画で「地球温暖化」という言葉が出てきたことですね。こんな以前から「地球温暖化」は問題になっていたことに衝撃をうけました。

今見ると、物語よりも特撮を楽しむ映画、かもしれません。

話によりますとラストのとある場面は偶然できた撮影とのことで、なるほどなかなか悲哀を感じる印象に残るシーンでした。

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