★★
<ストーリー>
末世流の極悪兄弟に命を狙われた六合八卦拳の使い手、チン兄弟は、それぞれが幼い息子を連れて別々に逃亡を図る。数年後、成長した息子ロンは、ギャンブルとケンカに明け暮れる毎日を過ごしていた。一方、従兄弟もまた、修行をサボり自堕落な日々を送っていた。ある日、末世流兄弟に見つかり、父を殺されてしまったロンは、伯父をたよって家を訪ねるが、伯父もまた無惨に殺されてしまう。残されたロンと従兄弟は協力して猛特訓を積み、末世流兄弟に仇討ちを挑むが……。
作品情報
- 監督:チェン・チュアン
- 製作総指揮:ロー・ウェイ
- 出演者:ジャッキー・チェン/ワイ・ティンチー
- 公開:1983年
「醒拳」の感想
ジャッキー・チェンの「酔拳」だと思って見たら「醒拳」でした…。
あれー?酒飲みながらクンフーやる映画じゃなかったけ?と思いながら見ていて、最後までお酒飲まないから、なんだこりゃあと思ってタイトルをよくみると「醒拳」。
酔っ払うって「醒」っていう字だったっけ?とすぐに気づかなかったほどでございます😅
その後、Wikipediaらでちょっと調べてみますと、どうやら「醒拳」は、『クレージーモンキー 笑拳』のNGカットの流用や、ダミー俳優による追加撮影のカットで構成された、継ぎ接ぎだらけの「問題作」とのこと。
いろいろトラブルがあったようですけれど、現在では考えられない行為ですよねー。
それらのことも何も知らないで見ていたわけですが、久々にカンフー映画を見た私でも、突っ込み所満載だなぁ~と思いながら見るほどに、変な部分は多かったです。
いきなりカットが変わってなんの説明もなしに数年経過してたりしますしね。
次は間違えずに「酔拳」を見たいと思います。