★★★☆
あらすじ
ジャッキー・チェンがコミカルカンフーを確立する前に作られた、シリアスな正統派カンフーアクション。修行のために動く木の人形“木人”と激しい戦いを繰り広げる名シーンがカルト的人気を得ている初期の傑作
作品情報
- 監督:チェン・チーホワ/ロー・ウェイ(中国語版)
- 出演者:ジャッキー・チェン
- 公開年:1976年
- 日本公開:1981年
- 上映時間;106分
- 原題:少林木人巷
感想
ジャッキー・チェン初期の名作「少林寺木人拳」
木人拳とありますが、木人の物語的重要度は低く、ほとんどネタ的扱いですが、初めて見るならばインパクトはなかなか強烈です。
私は基本的には洋画は字幕派なのですが、この「少林寺木人拳」の日本語吹き替え版には、日本オリジナル主題歌「ミラクル・ガイ」が入っていますので、見るならば吹き替え版をお勧めします。「ミラクル・ガイ」があるとないとでは、見ていてテンションが全然違ってきますね!
タイトルにもなっている「木人」の修行とか、中川家がネタにしている物語終盤のシーンとかが有名ですが、物語自体もなかなか面白いです。
ストーリーは初期カンフー映画の基本路線、復讐からの特訓と成敗なのですが、昔の映画なので突っ込み所はいろいろと多いですけれど、因果応報、善と悪、復讐と正義、などなど、敵ボスも悪い奴なんですけど、ちょっと憎みきれないところもあって、単純明快な「悪」ではないところがいいですね。
「ミラクル・ガイ」を聞きながら、テンションアゲアゲで見るのが楽しい映画です😀