★★★★
あらすじ
『きっと、うまくいく』(英語:3 Idiots)は、2009年公開のインドの映画。インド映画歴代興行収入No.1を記録した感動ムービー。超難関理系大学・ICEに通うランチョー、ファルハーン、ラジューの“3バカトリオ”が学長を激怒させ巻き起こす珍騒動と、行方不明となったランチョーを探す10年後の彼らの姿を同時進行で描く。
作品情報
- 監督:ラージクマール・ヒラーニ
- 出演者:アーミル・カーン/シャルマン・ジョーシー/カリーナ・カプール
- 公開年:2009年
感想
インド映画というと、歌って踊ってというイメージでしたが、本作も一部にミュージカル風に歌と踊りが入りますが、長時間踊ってばかりとかではなかったです。
アップテンポの明るい歌と踊りが多く、映画をより楽しくさせてくれますね。
恐らくインドは、日本などよりも遙かに熾烈な競争社会で、エンジニアになれるかなれないかで、将来が人生が全く変わってくるのでしょう。もの凄いプレッシャーで自殺率も高く、そういうインド社会のアンチテーゼ的な意味合いが含まれてる映画と思いますが、基本はコミカルな青春映画で、競争至上主義の学長と、それに対抗する三バカトリオが巻き起こす騒動を中心に描かれてます。
笑いあり涙あり、少々のミステリー要素ありで、約2時間50分という長い映画ですが、飽きることなく最後まで見れました。
ただ、この三バカトリオが巻き起こす騒動が、学生の「イタズラ」では済まないような場面がいくつかあります。
日本との文化的な違いや、コメディ映画であるということを含めても、酷いなコレはと思えてしまう行為でしたので、その部分で主人公たちにマイナスなイメージを持ってしまうと、評価が下がるかもしれないですね。
私も部分部分マイナスな印象を持つシーンはありましたが、最後はなかなか爽やかな終わり方で良かったですね。