物語はハッピーエンドで

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【映画】「ガス燈」の感想。ネタバレなし

★★★☆

あらすじ

ロンドンのソーントン街。ガス燈がともる頃、幼少時代のポーラ(イングリッド・バーグマン)はイタリアに留学しようとしていたのだが、同居していた誉れ高きオペラ歌手の叔母が何者かに殺害されるという痛ましい事件が発生した。事件は未解決のまま、ポーラはイタリアに旅だった。

そして10年の時が過ぎポーラは作曲家のグレゴリー(シャルル・ボワイエ)と結婚し、グレゴリーの希望に沿ってロンドンへと帰ってくるが、次々とポーラの身の回りに不可解なことが起き始め、ポーラは次第に自分の精神状態に自信が持てなくなり、部屋のガス燈もチラついて見えてくるようになってくる…。

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作品情報

  • 監督:ジョージ・キューカー
  • 原作:パトリック・ハミルトン『ガス燈』
  • 出演者:シャルル・ボワイエ/イングリッド・バーグマン/ジョゼフ・コットン
  • 公開年:1944年

感想

今で言えばマインドコントロール系のサイコホラーサスペンス映画って感じでしょうか。

夫のグレゴリー(シャルル・ボワイエ)が妻のポーラ(イングリッド・バーグマン)を精神的に追い詰めていくところが見所ではあるものの、物語的には早い段階でおおよそのオチは読めてしまいますので、驚くような展開とかにはなりませんでした。

ですのでサスペンス映画としてはちょっと弱いのですけど、徐々に精神的に不安定になっていく若妻のイングリッド・バーグマンは美しいなぁーと、惚れ惚れと見ていました😍

有名な『カサブランカ』もいいですが、『ガス燈』の時のイングリッド・バーグマンの際立った美しさはいいですね!

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イングリッド・バーグマン『ガス燈』