物語はハッピーエンドで

映画・マンガ・ゲームなどの紹介サイト。基本的にネタバレなしで書いていきます

【映画】男はつらいよ 寅次郎恋歌 (8作目)

★★★☆

あらすじ

「ハハキトク」の報を受け、備中高梁へと向かった博とさくらは、葬儀にやってきた旅先の寅さんとバッタリ再会。博と父・飃一郎の関係はギクシャクしているが、寅さんは飃一郎と意気投合して高梁に残る。そこで「本当の人の暮らし」についての説教を受け、反省の気持ちと共に柴又へ。同じ頃、門前では、六波羅貴子(池内淳子)が喫茶店「ローク」を開店。女手一つで、小学生の息子を育てる貴子に、寅さんの想いは募るばかり…

作品情報

  • 監督:山田洋次
  • 脚本:山田洋次/朝間義隆
  • 出演者    渥美清/倍賞千恵子/池内淳子/志村喬
  • 公開年:1971年

感想

「男はつらいよ」シリーズの感想はコチラ

luvsky.hateblo.jp「男はつらいよ」シリーズ8作目「寅次郎恋歌 」。今作のマドンナは池内淳子さんです。

今作では志村喬さんが、博(前田吟)の父親として第一作目以来の再出演しました。
そしておいちゃん役の森川信さんは映画公開から3か月後に逝去したため、本作が「男はつらいよ」シリーズの最後の出演作品となります。

今作では珍しく寅さんはマドンナに振られていません。
旅から旅の生活を少し羨ましいというマドンナに、「あぁ俺ではこの人を幸せにできねぇなぁ」という風来坊の悲哀のようなものが滲み出して、自分から身を引く寅さん。

風来坊の哀愁を感じるいい終わり方でした。


www.youtube.com