★★★☆
あらすじ
「後輩の女子に泣かされた……!!」ある日の放課後、たまに立ち寄る図書室で、スーパー“ドS”な後輩に目をつけられた! 先輩を、イジって、ナジって、はしゃぐ彼女の名前は──『長瀞さん』! 憎たらしいけど愛おしい。苦しいのに傍にいたい。あなたの中の何かが目覚める
作品情報
- 作者:ナナシ
- 出版社:講談社
- 掲載サイト:マガジンポケット
- 発表期間:2017年11月 ~
- 巻数:既刊12巻(2022年2月現在)
『イジらないで、長瀞さん』(イジらないで、ながとろさん)は、ナナシによる日本の漫画作品。元々は2011年8月16日から2015年12月25日にかけてpixivで「長瀞さん」シリーズとして公開していた作品だったが、2017年11月より『マガジンポケット』にて連載中
JK一年生の長瀞さんに、美術部の先輩がひたすらイジられるラブコメ漫画。
4~5巻くらいからは、イジりといってもイチャイチャしてるようにしか見えなくなりますが、初期、特に1巻では、気弱な先輩をからかってるを超えて、イジメてるようにしか見えないキツいイジり方をするので、そこで不快になって読むのを止める人は多いようです。
S系のヒロインは多いですが、長瀞さんの場合は、「褐色肌、スポーツ好き、明るく気が強い、武闘派」という特徴で、困ってる先輩を見てニヤニヤしながら先輩をイジリつつも、ちょっといい感じになったりすると急に照れたりするところが、まぁ、可愛く見えてしまうというやつです
一般的に長瀞さんを「ドS」ギャルとして紹介されていますが、長瀞さんは恥ずかしがったりヤキモチ焼いたりデレたりするすることも多いので、気は強いですが本質的にはSよりもMっ気のある女の子だと思いますけどね。
ドSというのはガモちゃん(長瀞の友達のひとり。先輩は長瀞フレンズと呼んでいる。姉御肌で、こちらも武闘派)みたいな人で、ガモちゃんがデレる姿はなかなか想像できないですねー
長瀞フレンズの先輩に対するイジリは長瀞さんのイジリとは違い愛のないイジリなので、長瀞さんのイジリよりもだいぶ強烈で、最初は不快を覚えるくらい嫌な感じですが、巻が進んで親しくなってくると楽しい人達になってくるし、ヘタレだった先輩も少しずつ男気を見せたりと、そういう変化も楽しいです。
ただこの作品はもう、ヒロインの長瀞さんを気に入るか気に入らないかだけで評価は真っ二つに分かれるような漫画ですので、2巻くらいまで読んでも好きになれる要素を感じられなかったらもう合わないでしょう。
アニメ版「イジらないで、長瀞さん」
原作に忠実でとてもよく出来てます。
原作マンガでも1巻はキツめのイジリで賛否が分かれたので、アニメの1話はその辺をソフトにやるのかなと思いきや、原作に忠実すぎて、声があるアニメのほうがマンガよりもキツく感じるほどです…
中途半端に日和らず、キツめの長瀞さんでいった制作は素晴らしく感じますが、ただやっぱりというか、予想どおりというか、1話で離脱した人は多いようですね😅
こちらも原作マンガと同様、中盤くらいからはもう、付き合ってないだけのイチャラブしはじめますので、そういうのが好きな人にはおすすめです。
アニメ版二期も制作が決定しました!
「イジらないで、長瀞さん」はdアニメストアで動画配信中(2022年2月現在)
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