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【本】「教養としての日本史 偉人たちの人生図鑑」の紹介

★★★

概要

ムンディ先生こと山﨑圭一監修の既刊『教養としての世界史 天才たちの人生図鑑』の日本史版です。日本史上の偉人から、「教養として知っておくべき」かつ「生き方がおもしろい」100人を厳選。偉人の生涯を時系列のイラストで1ページ、プロフィールおよび功績・名言を1ページで構成しています。北条政子、新井白石、木戸孝允など、学生時代に勉強したものの、知識が曖昧になってしまった日本史上の偉人たちをスマートに学びなおすことができます。

「教養としての日本史 偉人たちの人生図鑑」を読んだ感想

この本の特徴的なところは、偉人1人につき見開きの2ページを使用していて、左ページには、何歳の時にどんな出来事があったのかをイラスト付きで簡単にまとめられているところです。

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何歳で何をやったかなどはネットで調べようと思えば簡単に調べられることではありますが、こうやって本でまとめてもらえると、へぇ~これをやったのはこんな若いときだったのかぁ、などと新たな発見があって面白いです。

 

例えば、「織田信長が桶狭間の戦いをやったのは26歳の時か!? 若いなぁ。俺が26の時なんて……」みたいな思いにふけることができます😀

右側のページにはその人が残した(とされる)言葉と、簡単な人物説明があります。
この本のちょっと残念に思うのはこの右側のページなんですね。

歴史にある程度の知識がある人にとっては、ほぼ知っているようなことしか書かれていなくて、そして歴史の初心者にとっては説明調の文章なので、多分面白みを感じない内容だと思うんですよね。

おそらくこの本の購買ターゲットは歴史初心者さんのほうにしていると思うので、もっとその偉人の面白エピソードとか、あるいは写真やイラストを使って見やすくさせるとか、などにすると良かったんじゃないかな、と思います

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