★★★★☆
ある日某国情報筋から攻殻機動隊に警告が発せられる。EC圏を中心に出没し、株価操作・情報操作・政治工作・テロなどで国際手配中の“通称:人形使い"が日本に現れるという。素子は犯罪の中に見え隠れする“人形使い"の影を追う。
作品情報
- 監督:押井守
- 原作:士郎正宗『攻殻機動隊』
- 声の出演:田中敦子/大塚明夫/山寺宏一
- 公開:1995年
感想
「攻殻機動隊」シリーズはいろいろあって何を見ているかで感想は変わってきちゃいますが。
私の「攻殻機動隊」遍歴は、原作マンガは未読で、アニメ版の「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」だけを見ている状態でこれを観ました。
文系人間ですので難解なSFとかは苦手なのですけれど、そんな私が見て「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」は非常に面白かったです。
やはり最初にアニメ版を見ていたから、公安9課が何かとか、 9課のメンバーの知識とかが最初からあったので、物語に入りやすかったのもよかったです。もしアニメ版を見ていなく、「GHOST IN THE SHELL」のみだったら、一発では全体像を理解しきれなかった、かもしれません。 アニメ版を最初に見るという選択は成功でしたね。
内容も、ちょっと哲学的というか、人間って何だろうねぇって考えちゃう深みもあるのもいいですねー
そして「マトリックス」は「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」のパクリだ、みたいな記事をよく見かけたのですけれど、今回GHOST IN THE SHELLを見て私が思いますに、全然別物だと思いますけど。
もちろん影響受けた部分とか、インスパイアしている部分とかはあるのでしょうけれど、物語自体は全くの別物ですし、これをパクリと言ったらほとんどの作品は何かのパクリになると思うのですけどどうでしょう?
さて次は原作を読むか、アニメ二期をみるか、どうしようかしら。