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【本】「政治のことよくわからないまま社会人になった人へ」(池上彰)

概要

ベストセラー池上彰シリーズ改訂版!今回の改訂では「政治」「選挙」「国会」「内閣」「憲法」「裁判所」「地方自治」に関する、前回の改訂以降の最新情報を盛り込みました。

感想

まさに私のことをタイトルにしたような本で😅、政治のこととか興味がないまま大人になってしまった人でございます😆💦

初版は2008年で、それを改定した第4版。

内容は概ね、中学公民の「政治」の部分を、池上さんが分かりやすく解説してくれる、という感じの本です。
さすがに政治に興味がないとはいえ、三権分立や憲法の成り立ちくらいは知ってますので、既知のことも多いですが、中学公民の復習に良い本ですね。

同時期に「今さら聞けない!政治のキホンが2時間で全部頭に入る」のほうも読みましたが

どちらも中学公民の「政治」を解説してくれる本で、内容はだいぶ被りますが、比較をすると「政治のキホンが2時間で全部頭に入る」のほうが教科書的な感じであり、「政治のことよくわからないまま社会人になった人へ」のほうはコラム的な雰囲気の本になっています。

教科書的と言ってしまうとツマラナイというイメージになってしまうかもしれませんがそうではなくて、池上さんのほうの本は、良くも悪くも池上さんの考え方が解説に含まれている傾向があるのに対し、「2時間で~」のほうは、中学試験の問題とかもほんの少しですが入ってますので、教科書的な感じはあります。

「政治のことよくわからないまま社会人になった人へ」のほうは、 議員や首相の一日がどんな感じなのかとか、派閥とは何なのかとか、なぜ2世議員ばかり増えるのかとか、教科書には書かれないけれどニュース的に気になる内容なども含まれていて興味深く読めましたね。

私と同様「政治」というものがいまいち分かってないという人、衆議院と参議院の違いがいまいち分かってない人、などにはオススメです!