物語はハッピーエンドで

映画・マンガ・ゲームなどの紹介サイト。基本的にネタバレなしで書いていきます

【映画】「 張込み」(1958年)感想。ネタバレなし

★★★

あらすじ

暑い夏、柚木・下岡の両刑事は佐賀へ向かった。逃亡した深川質屋殺しの二人組みの一人・石井を逮捕するためである。主犯の供述では石井が別れた女・さだ子に会いたがっていたという。わずかな可能性に賭け、さだ子の住む佐賀で両刑事は張込みを始める。
九州の果てまでも凶悪犯を追って苦闘する刑事の姿をスリルとサスペンスをヒューマニズムをもって描く、野村芳太郎監督の本格的刑事ドラマ。 

作品情報

  • 監督:野村芳太郎
  • 脚本:橋本忍
  • 出演者:大木実/宮口精二/高峰秀子
  • 公開:1958年
  • 上映時間:116分
  • 原作:松本清張『張込み』

感想

渋い!そして暑い!

松本清張が原作で刑事ものときたら「ゼロの焦点」や「点と線」などのトリックを使ったサスペンス映画かと思っていたら、刑事二人が汗をかきながら旅館の二階からひたすら、普通の家庭の主婦である女性(高峰秀子)を張り込みをする映画。

物語的にはサスペンスというよりもヒューマンドラマですね。

平凡な主婦と、その奥にある女を魅せる高峰秀子がいい。

関連作品