物語はハッピーエンドで

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【映画】「八つ墓村」(1977年)感想

★★★☆

あらすじ

今から四百年前。戦国時代、山あいの或る村に流れ着いた八人の落武者たち。しかし村人たちは彼ら尼子一族に懸けられた恩賞金に目がくらみ、皆殺しにする。その後、奇怪な出来事が続発。惨殺した八人の落武者に祟られている。いつからか、この村は八つ墓村と呼ばれるようになった。そしていま、忌まわしい血を持つ寺田辰弥(萩原健一)が妖艶な未亡人、森美也子(小川真由美)と共にこの八つ墓村に帰ってきた。村人たちが恐れるなか、再び血にまみれた戦慄の事件が次々と村を襲う。怨念か。それとも計画的な殺人か。御存知の名探偵、金田一耕助(渥美清)が登場。名推理が奇妙な事件を飄々と紐解いていくのだが…。横溝文学とエンターテイメントが見事に融合。オカルト色に彩られた、いまなお語り継がれる金田一耕助映画屈指の異色作!

八つ墓村

八つ墓村

  • 萩原健一
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作品情報

  • 監督:野村芳太郎
  • 脚本:橋本忍
  • 原作:横溝正史
  • 出演者:萩原健一/小川真由美/山崎努/渥美清
  • 音楽:芥川也寸志
  • 公開年:1977年
  • 上映時間:151分

感想

頭に懐中電灯を付けて走り回ってる有名なシーンは何かで見て知っていましたが、実際に映画を見たのは初めてで、想像以上に強烈なインパクトでしたね。
これが見れただけでもこの映画を見て良かったと思うくらい。

お話のほうは金田一シリーズだからミステリーかと思っていたら、どちらかと言えばオカルト寄りのサスペンス。
渥美清の金田一耕助というのも面白かったですが、主役ではなく狂言回し的な役割で、最後にちょろっと真相を説明するだけで終わっちゃいましたね。

ミステリとして見ちゃうと犯人とか犯行に物足りなさがでますが、祟り物としてみると面白かったです。

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