★★★☆
あらすじ
家族を失ったマックスは、最強マシン(インターセプター)とともにガソリンを求めて彷徨っていた。中東戦争の勃発で石油が貴重品となり、各地で壮絶な奪い合いが続発している。やがてマックスは製油基地を守る人々と暴走族の抗争に遭遇。ガソリンを条件に別天地への脱出を頼まれ、再び暴走族との孤独なハードバトルに挑んでいく。
映画情報
- 監督:ジョージ・ミラー
- 製作国:オーストラリア
- 原題:Mad Max2:The Road Warrior
- キャスト:メル・ギブソン/ブルース・スペンス/ヴァーノン・ウェルズ
- 公開年:1981年
- 上映時間:95分
『マッドマックス2』(Mad Max2:The Road Warrior)は、1981年公開のオーストラリアの映画。
『マッドマックス』の続編。前作のヒットを受け、約10倍の費用をかけて製作されたバイオレンス・アクション映画。
大国同士による戦争後の荒廃した舞台設定、モヒカンヘアーで暴れまわる暴走族などを描いた世界観は、1980年代全般のSF映画をはじめ、『北斗の拳』など多くの作品に影響を与えた。
感想
荒廃した世紀末のイメージを決定づけた伝説の映画。
モヒカンでヒャッハーはこの映画から始まった!
「1」とは主人公は同じマックスですが、ストーリー的つながりはほぼないので「2」から観ても全く問題ありません。
40年も昔の映画で、CGなどもなかった時代での迫力あるカーアクションは、やはり凄いことなのでしょう。
反面、ストーリーは凝ったものではないです。
いや、凝ってないどころか、あって無きのごとし、といってもいいくらいですね。
そして意外にも主人公のマックスよりも、悪役キャラや相棒キャラのほうが強く印象に残ります。
主人公のマックスにしても、某ケンシロウのように無敵の強さを誇ってるわけでもなく、やられるときは結構あっさりとやられます。 バイオレン映画ですので死んじゃう人たちもでてきますが、名前がある登場人物でも結構割とあっさり死んじゃったりします。そこが個人的には、変なドラマティックっぽさがなくて、この映画の良いところだと思います。
これは、世界観とバイオレンスアクションを楽しむ映画ですかね。
私の好み的にバオレンス映画がそんなに好きではないので★3.5と低めですが、この映画が好きでたまらない、という人がいるのもわかる気はします。
万人が楽しめるような物ではないので好き嫌いがハッキリと分かれそうですが、不思議な魅力のある映画ですね。