【アニメ】「ぼっち・ざ・ろっく！」の感想

★★★★

「ぼっちちゃん」こと後藤ひとりは、ギターを愛する孤独な少女。家で一人寂しく弾くだけの毎日だったが、ひょんなことから伊地知虹夏が率いる「結束バンド」に加入することに。人前での演奏に不慣れな後藤は、立派なバンドマンになれるのか――

面白かった。

後藤一人(通称：ぼっちちゃん)は、コミュニケーションが苦手な、俗に言うコミュ障の人で、友達が一人もいないというなかなか気合いの入ったボッチぶりです。

そんなぼっちちゃんは友達が欲しくて中学の時にギターを始めます。理由は「陰キャはバンドで輝ける」とテレビのバンドマンが言った一言から。

ぼっちちゃんは中学の文化祭で演奏することを夢見てギターの練習に励みます。

そしてはや三年間、コミュ障のぼっちちゃんは仲間を見つけることが出来ず、毎日6時間の練習でギターの腕前だけは凄くなりました、とさ……

そんなぼっちちゃんも高校生。相変わらず友達はひとりもいません。さあぼっちちゃんは仲間を見つけてバンドを組めるのか！

こんな出だしで始まる「ぼっち・ざ・ろっく！」
基本的にはぼっちちゃんのコミュ障キャラによるコメディ色が強いアニメですが、しかしそれだけじゃなく、バンド仲間たちとの演奏、そしてぼっちちゃんの成長も描かれていて、とても楽しめた青春バンドアニメです。

同じ女子校生のバンドアニメ「けいおん！」に比べると、やっぱりこっちのほうがコメディ色は強くて、「けいおん！」はメンバー全員の物語に対して「ぼっち・ざ・ろっく！」はぼっちちゃんが中心の物語になるでしょうね。

成長したかと思えばまたすぐ引っ込み思案に戻るぼっちちゃんを、ゆるーく応援していきたいアニメです。

物語はハッピーエンドで