物語はハッピーエンドで

映画・マンガ・ゲームなどの紹介サイト。基本的にネタバレなしで書いていきます

【映画】「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」の感想(第15作)

★★★★☆

あらすじ

柴又へ離婚したリリーが訪ねて来たが、寅さんは青森で自由を求めて旅するサラリーマン・兵頭と一緒にいた。その後、函館へ渡りリリーと再会、三人の旅となった。兵頭は初恋の人に会いに小樽へ来たが、喫茶店の女主人として苦労する姿に複雑な思いがした。そして「女の幸福」のことで寅さんとリリーは大喧嘩、三人の旅は終わった。柴又で喧嘩を後悔する寅さんはリリーが訪ねてきて大喜び、雨に降られたリリーを駅まで傘を持って迎えに行くほどだった。とらや一家はリリーを寅さんの奥さんにと願い、リリーも承諾したが、寅さんはそれを冗談扱いし、リリーも出ていってしまった。

作品情報

  • 監督:山田洋次
  • 出演者:渥美清/倍賞千恵子/下條正巳/浅丘ルリ子
  • 公開年:1975年
  • 上映時間:91分

感想

「男はつらいよ」シリーズ15作目「寅次郎相合い傘」。今作のマドンナは11作目の「寅次郎忘れな草」から二回目のヒロイン役となる浅丘ルリ子さんです。

口が達者な寅さんを言い負かせられるくらい気っ風のいいリリー(浅丘ルリ子)。
寅さんとの相性もバッチリで、歴代のマドンナの中でも人気が高いのがうなずける、傑作の回でしたね。

寅さんのあとほんのちょっとの行動で結婚できたのに………あぁあぁ………でも寅さんの気持ちもわからなくもない…寅さんの人生の分岐点が感じられたイイ回でした。


www.youtube.com