物語はハッピーエンドで

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【映画】「燃えよ剣」(1966年版)ネタバレなし

★★★

あらすじ

司馬遼太郎の名作「燃えよ剣」を映画化した時代劇。幕末の京都を舞台に、喧嘩剣法に明け暮れる土方歳三、高貴な女性・佐絵、宿命のライバル・剣之助の3人の運命が劇的に交差していく。

作品情報

  • 監督:市村泰一
  • 原作:司馬遼太郎
  • 出演者:栗塚旭/和崎俊也/内田良平/小林哲子
  • 公開年:1966年

感想

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燃えよ剣

2021年10月には岡田准一主演の『燃えよ剣』が上映されましたが、これは1966年度版の『燃えよ剣』です。

時間も90分とそれほど長くない映画ですので、原作『燃えよ剣』の内容を全部入れるのは到底無理で、原作でも架空の人物である七里研之助との確執と、佐絵との恋模様を中心としたドラマにした感じです。

ですので、「新撰組」の成り立ちや活動の部分は、ざっと簡単に流すだけでしたので、土方歳三と「新撰組」というものを期待してしまうと物足りなくなるでしょう。

殺陣のシーンが多めで、その迫力は流石という感じ。土方歳三役の栗塚旭さんも、これがハマリ役と言われてたそうで、土方歳三の荒々しい感じは良かったです。

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土方歳三と佐絵

司馬遼太郎原作『燃えよ剣』として観るよりも、土方を主人公にした殺陣が中心の時代劇、として観るのがよさそうです。