物語はハッピーエンドで

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【映画】「男はつらいよ 望郷篇」(第5作)の感想

★★★★

あらすじ

弟分の登(津坂匡章)から、昔世話になった政吉親分が大病を患っていると聞いた寅さん(渥美清)は、登と共に札幌へ向かう。親分は死ぬ前に息子に会いたいというが、息子の澄雄(松山省二)はやくざな生活を送ってきた父親に会うことを拒否した。地道に生きようと決めた寅さんは浦安の豆腐屋で働き出し、そこの娘・節子(長山藍子)に惚れてしまう。

作品情報

  • 監督:山田洋次
  • 脚本:山田洋次/宮崎晃
  • 出演者:渥美清/倍賞千恵子/長山藍子
  • 公開年:1970年

感想

「男はつらいよ」シリーズ第五作。ヒロインは長山藍子さん。

シリーズ第三作と第四作は別監督でしたが、今作から山田洋次監督に戻り。以降全て山田洋次監督になります。
話によれば山田監督はこの作品のヒットによって「男はつらいよ」のシリーズ化を意識し始めた、とのこと。

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公開年は1970年。
蒸気機関車が走ってるシーンがあるのですが、1970年ではまだ蒸気機関車が走ってるんですね。
調べてみると1976年まで蒸気機関車は走っていたようですので、この六年後にはSLはなくなってしまうと思うと感慨深いものがあります。

そして、3~4作くらいでは妹のさくら(倍賞千恵子)の出番が少なかったのですが、今作はたっぷりあって嬉しいですね!

今作では笑える場面も多くて、とても楽しめましたが、まぁ毎度の如く今作でも寅さんはヒロインにフラれてしまうわけですが、今回はいつもに増して可哀相でしたね…寅さん
今回は、ヒロインが寅さんにプロポーズにもとれるセリフを言うものですから、勘違いする寅さんは悪くないですね!


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