物語はハッピーエンドで

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【漫画】「早乙女選手、ひたかくす」の感想。ネタバレなし

★★★

あらすじ

史上最高“基礎代謝”ヒロインあらわる! 並外れた身体能力の高校2年生で、容姿端麗、学業優秀! だけど恋愛だけはド下手! そんな早乙女選手が、さえない同級生に恋をした…!

作品情報

  • 作者:水口尚樹
  • 出版社:小学館
  • 掲載誌:週刊ビッグコミックスピリッツ
  • 発表期間:2016年8月 ~ 2019年10月
  • 巻数:全10巻

『早乙女選手、ひたかくす』(さおとめせんしゅ、ひたかくす)は、水口尚樹による日本の漫画。『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて、2016年39号から2019年47号まで連載された。

高校のボクシング部に所属する女子ボクサー・早乙女八重が、同じくボクシング部に所属する少年・月島サトルと共に恋と部活に励む様子を描いたラブコメディ作品。公式サイトや単行本の帯などで多用されるキーワードは「バッキバキの腹筋女子」と「ドッキドキの初恋」

「早乙女選手、ひたかくす」感想

高校ボクシング部でのお話ですが、スポ根ものではなくて、ラブコメ寄りのお話ですね。

タイトルに「ひたかくす」とあるとおり、付き合っていることを隠している二人なのですが、でもそこはそれほど重要ではなくて、どちらかと言えば、ギャップ萌えを楽しむマンガでしょうか。

ヒロインの早乙女選手は、女子ボクシング期待の星で、腹筋バキバキのファイター、の反面、恋愛に関しては非常に乙女で可愛らしいところがあったり、一方彼氏のサトルくんは、一見冴えない容姿だけれど、陰になり、日向になり早乙女選手を支え、男らしい一面もあったりと、 この二人の爽やかな恋愛模様、を楽しむマンガですね。

早乙女さんのギャップ萌えの破壊力はなかなか強烈で、高校生の部活物でもあるので、青春してるなぁという爽やかさMAXを楽しめます。

ただちょっと残念なのは、ラブコメ周りの話に比べると、ボクシング周りの展開が弱いかな、と感じられたところです。スポ根ものではないですけれど、ボクシングの展開も盛り上げようとする雰囲気はあったのに、そこはそれほど盛り上がらずに終わっちゃったな、という印象ではありました。