★★★☆
あらすじ
いまいち冴えない二人組みのギャング、ビンセント・ベガとジュールス・ウィンフィールド、ボスのセクシーな若妻ミア・ウォレス、捨て身のプロボクサー、ブッチが、スリルと驚きに満ちたスピード感溢れる極上の物語を繰り広げる!
作品情報
- 監督・脚本:クエンティン・タランティーノ
- 製作:ローレンス・ベンダー
- 出演者:ジョン・トラボルタ/サミュエル・L・ジャクソン/ユマ・サーマン/ブルース・ウィリス
- 公開年:1994年
「パルプ・フィクション」の感想
物語は大きく分けて3つくらいの展開に分かれていて、主人公と言えるような人物はいません。
そして、それぞれの物語の展開の時系列が違っているのが特徴的で、当時としてはその手法は珍しかった、とのこと。
群像劇、になるのかなぁ? 何か自分が思う群像劇とは違う感じですが…
うーん、特別メインストーリーといえるようなものははなくて、時系列がズレていてそれが最後に合わさるという展開も、それで何か驚くような仕掛けになっているわけでもなく、といって観ていたときはそれなりに面白く観ていたのでつまらなかったというわけでもなく、うーんどういう判断をしていいかよくわからない作品ですね😅
以前に紹介したマンガ「木根さんの1人でキネマ」でも、「タランティーノの映画は面白いのかどうなのか論争」みたいなのがあって、好きな人にはたまらなく面白く感じ、そうでない人には何が面白いのか全くわからない映画。
私はタランティーノ作品はこれと「キル・ビル」くらいしか観た事ないので、何ともいえないのですけれど、普通に物語を楽しむ映画ではないよなぁ~という感じです。
感動とかはないし、これを観て何か得られるってものもないし、娯楽映画として凄く面白いというものでもないですが、私的には観ている間は楽しめてました。
あとは、ギャング映画でもありますので、バイオレンスが苦手な人は、やめておいたほうがいいですね。