物語はハッピーエンドで

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【漫画】「シネマこんぷれっくす!」みんなで映画を観よう。

★★★★★

映画大好きな少年・熱川鰐人は、高校デビューで映画に出てくるような熱い青春を送ることを決意する。…のだが、学園一の変人が集まる映研(通称:死ね部)のトラップに引っ掛かり…!?

作品情報

  • 作者:ビリー
  • 出版社:KADOKAWA
  • 掲載誌:月刊ドラゴンエイジ
  • 発表年:2017年5月 ~ 2020年11月
  • 巻数:全6巻

感想

タイトルからもわかるように映画をネタにした漫画。

大好きな漫画で、この漫画の影響で映画を見始めましたので★5にしましたが、これはちょっとひいき目の甘めの点数です😅

同じような映画ネタの漫画に「木根さんの1人でキネマ」がありますが、そちらの主人公の木根さんはB級映画好きの映画マニアですが、漫画のお話自体は有名映画をネタにしているので、ライトな映画好き層の私でも知ってるネタが多かったですけれど、この「シネマこんぷれっくす!」のほうは、だいぶマニアックな映画をネタにしていて、話の半分、いや8割以上は私には知らない映画ネタで、まさに「知らない映画を知らない映画で例えてくる」ような漫画でした。

しかし、非常にハイテンションなノリと勢いで、全体的に何を言ってるのかわからなくても、その映画が見たくなってきてしまう漫画、ですね😅。

私には元ネタが分からないのが多くて、おそらく元ネタ知ってたらもっと面白いんだろうなぁと思うところはあるし、たまに知ってる映画ネタがくると嬉しいし、多分どれだけ元ネタ映画を知ってるかで感想も変わってくるでしょうね。

漫画としましては、映画小ネタの連発 + ドタバタコメディという感じで、文字量が多めであり、コマ割りも少々ゴチャついている感じの漫画ですので、読みやすい漫画ではないですね。

また、この漫画独特の、ハイテンションなノリが気に入れば楽しく読めますが、このノリが合わないという人も多そうですので、好き嫌いが分かれやすそうなマンガかな、とも思えます。

ストーリー重視のマンガではないですけど、恋愛要素があったり、最終巻は打ち切りな感じで少し駆け足な展開ではありましたが、青春映画コメディとして いい終わり方でした。好き。

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