物語はハッピーエンドで

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【映画】「新感染 ファイナル・エクスプレス」の感想。ネタバレなし

★★★★

あらすじ

ソウル発プサン行きの高速鉄道KTXで突如起こった謎の感染爆発。疾走する密室と化した列車内で凶暴化する感染者たち――そんな列車に乗り合わせたのは、妻のもとへ向かう父と幼い娘、出産間近の妻とその夫、そして高校生の恋人同士・・・果たして彼らは安全な終着駅にたどり着くことができるのか――?目的地まではあと2時間、時速300km、絶体絶命のサバイバル。愛するものを守るため、決死の闘いが今はじまる!

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  • コン・ユ,キム・スアン,チョン・ユミ,マ・ドンソク,チェ・ウシク,アン・ソヒ,キム・ウィソン,チョン・ソギョン,チャン・ソクファン,チェ・グィファ,シム・ウンギョン
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作品情報

  • 監督:ヨン・サンホ
  • 出演者:コン・ユ/チョン・ユミ/マ・ドンソク
  • 公開年:2016年
  • 上映時間:118分

感想

基本的に恐いのは苦手なのでホラーとかは滅多に見ないのですが、あまり恐くないという情報を信じて見てみたら、確かに恐くなくて、そして面白かった。

ホラーというよりもパニック映画という感じでしょうかね。

自分のイメージではゾンビって動作が緩慢だからそこにつけいる隙があると思ってましたが、ここのゾンビたちは猛ダッシュで襲ってくるので、そこが恐い…というか面白い。
大量のゾンビ達が全力疾走で襲ってくるのは圧巻。見応えがあります。

また家族愛などのヒューマンドラマも感動的。
ちょっとお決まりパターン的なところもあるけれど、変なツッコミ入れるよりも感情移入して見る方が楽しめます。

総じてとても面白いゾンビ映画でした。


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【映画】「座頭市物語」感想。ネタバレなし

★★★★

あらすじ

下総飯岡の貸元助五郎の所へ草鞋を脱いだ異風なやくざは、坊主頭で盲目で、人呼んで座頭市。ツボ振りでも居合い抜きでも目明きの及ばぬ市の腕を見込んだ助五郎は、彼を客分扱いで、乾分蓼吉を世話に付ける・・・。 子母沢寛の随筆集「ふところ手帖」に出てくる盲目の居合斬りの名手、座頭の市を主人公に、犬塚稔が実に見事な脚本を書き下ろし、監督の三隅研次が絶妙の演出手腕を見せる、シリーズ記念すべき第1作。

座頭市物語

座頭市物語

  • 勝新太郎
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作品情報

  • 監督:三隅研次
  • 脚本:犬塚稔
  • 原作:子母沢寛
  • 出演者:勝新太郎/天知茂/万里昌代
  • 公開年:1962年
  • 上映時間:96分

感想

勝新太郎主演、座頭市シリーズ第一作目。

 

そういえば勝新太郎が出演している映画って見たことないなぁと思って、1度くらいは見てみようと思って一番知名度が高い座頭市を借りてみた。

そしたら面白いのなんの。市っつぁんカッケェェェ。
今時では流行らなそうだけれど勝新太郎の男臭い色気ムンムンの映画ですね。人気シリーズになるのもうなずけます。

古い映画なので音声がちょっと聞き取りづらいところが多かったけれど、物語はシンプルなので映像見てるだけでもだいたいは理解できます。

初めて見る作品なのに、何か見たことあるような気になったのは、北野監督の「座頭市」がこの『座頭市物語』を元にしてるのだと気づいた。
少なくても市っつぁんの魅力はこちらのほうが圧倒的に上ですね。

何となく見ただけのものだったのに、シリーズ通して見たくなってしまった。

【映画】「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」の感想(第15作)

★★★★☆

あらすじ

柴又へ離婚したリリーが訪ねて来たが、寅さんは青森で自由を求めて旅するサラリーマン・兵頭と一緒にいた。その後、函館へ渡りリリーと再会、三人の旅となった。兵頭は初恋の人に会いに小樽へ来たが、喫茶店の女主人として苦労する姿に複雑な思いがした。そして「女の幸福」のことで寅さんとリリーは大喧嘩、三人の旅は終わった。柴又で喧嘩を後悔する寅さんはリリーが訪ねてきて大喜び、雨に降られたリリーを駅まで傘を持って迎えに行くほどだった。とらや一家はリリーを寅さんの奥さんにと願い、リリーも承諾したが、寅さんはそれを冗談扱いし、リリーも出ていってしまった。

作品情報

  • 監督:山田洋次
  • 出演者:渥美清/倍賞千恵子/下條正巳/浅丘ルリ子
  • 公開年:1975年
  • 上映時間:91分

感想

「男はつらいよ」シリーズ15作目「寅次郎相合い傘」。今作のマドンナは11作目の「寅次郎忘れな草」から二回目のヒロイン役となる浅丘ルリ子さんです。

口が達者な寅さんを言い負かせられるくらい気っ風のいいリリー(浅丘ルリ子)。
寅さんとの相性もバッチリで、歴代のマドンナの中でも人気が高いのがうなずける、傑作の回でしたね。

寅さんのあとほんのちょっとの行動で結婚できたのに………あぁあぁ………でも寅さんの気持ちもわからなくもない…寅さんの人生の分岐点が感じられたイイ回でした。


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【映画】「タンポポ」感想。ネタバレなし

★★★☆

あらすじ

タンクローリーの運転手ゴローは立ち寄った街道のラーメン屋でピスケンと大喧嘩。
店の女主人タンポポに介抱される。
実はゴローは大のラーメン通。
彼はさびれたこのラーメン屋を立て直すべくタンポポを特訓。
究極のラーメン作りに乗り出す…。
西部劇『シェーン』を彷彿させる設定で“ラーメン・ウェスタン”としてニューヨーク、パリなど海外でも大ヒットを記録。
食べ物が出てくるシーンは60シーン、出てくる食べ物は100種類を超える「食べ物の映画」でもある。

作品情報

  • 監督:伊丹十三
  • 脚本:伊丹十三
  • 出演者:山﨑努/宮本信子/渡辺謙/役所広司
  • 公開年:1985年
  • 上映時間:115分

感想

んんー、ちょっとよく分からないとういうか、苦手なタイプの映画でしたねー…

メインストーリーは、寂れたラーメン屋に偶然立ち寄ったゴロー(山崎努)が、店主(宮本信子)に頼まれて、ラーメン屋を再見させる、というやつで、ここはシンプルで分かり易い物語なのですけど、合間合間にメインストーリーとは関係がないお話が入り込んで、これがよくわからないくて、この手のタイプの映画は2回以上観ないとよくわからないのですよね。

それぞれのショートストーリーにはそれぞれのテーマや意味があるのでしょう。食に対する皮肉とか、あと役所広司さんの卵黄の口移しのシーンなどは「食と性欲」みたいなテーマがみんな何かあるのでしょう。でもメインストーリーとは直接関係ないから、初見では何だこれ?ってなってしまうのです。

たとえば、タランティーノ監督の「パルプ・フィクション」とかが好きな人ならこの「タンポポ」も気に入るんじゃないかな、という気はいたします。

【映画】「隠し砦の三悪人」感想。ネタバレなし

★★★★☆

あらすじ

戦国の乱世、秋月家は隣国の山名家と戦って敗れる。秋月家の侍大将・真壁六郎太は、世継ぎの姫君・雪姫を擁して隠し砦にこもる。六郎太はお家再興のための軍資金を運び出す脱出計画を練るが、敵地を横断突破するより他に道はない。六郎太、雪姫ら一行は奇策に満ちた敵中突破作戦を開始する・・・・・・。危機また危機、アクションに次ぐアクションが小気味いい痛快娯楽時代劇。黒澤監督が初めて手掛けたシネスコ大画面の作品であり、張りつめた緊張感とダイナミズムが観る者を圧倒する。ジョージ・ルーカスが本作から「スター・ウォーズ」のC-3POとR2-D2コンビのアイデアを得たというエピソードは、あまりにも有名。

作品情報

  • 監督:黒澤明
  • 脚本:菊島隆三/小国英雄/橋本忍/黒澤明
  • 出演者:三船敏郎/千秋実/藤原釜足/上原美佐/藤田進
  • 公開年:1958年
  • 上映時間:139分

感想

痛快娯楽時代劇。すごく面白かった!

負け戦で、侍大将(三船敏郎)と姫様、それと偶然居合わせた百姓二人(千秋実・藤原釜足)が薪に隠した金塊を持って敵地から脱出するというお話ですが、この百姓二人の凸凹コンビが非常に面白い。

スター・ウォーズのC-3POとR2-D2のモデルにもなったと有名ですけれど、欲望に忠実で金に目が眩むとすぐケンカし、困ったことになるとすぐ仲直りして慰め合う。最初から最後までどうしようもないこの二人が、もう終わりの頃は愛おしくなってきますね。

三船敏郎の馬上の殺陣も凄くて、手綱は持たずに両手は刀をもって、足だけで体を固定して馬で疾走して敵を斬るって凄くないですかね。馬術のことは知りませんが、見ていてスゲーってなりました。

そして姫様も、最初登場したときは凄い棒読みだなと思ったのですけれど、だんだんこれが貫禄のようなものが感じられるようになって、演技どうこうよりも存在感が素晴らしかったです。

痛快娯楽時代劇の傑作ですね。

【映画】「ドクター・ストレンジ」感想。ネタバレなし

★★★☆

あらすじ

突然の事故で神の手を失った天才外科医ドクター・ストレンジ。彼を甦らせたのは──魔術。厳しい修行により魔術を習得した彼は、世界を滅亡から救うため闇の魔術との戦いに巻き込まれていく。だが、医者である彼に、敵の命を奪うことはできるのか?大いなる葛藤を抱えたまま、いまドクター・ストレンジの本当の戦いが始まる!ベネディクト・カンバーバッチ主演、『アベンジャーズ』のマーベル・スタジオが贈る、時間と空間の概念を超えたアクション超大作!

ドクター・ストレンジ (吹替版)

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  • ベネディクト カンバーバッチ
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作品情報

  • 監督:スコット・デリクソン
  • 出演者:ベネディクト・カンバーバッチ/キウェテル・イジョフォー/レイチェル・マクアダムス
  • 公開年:2016年
  • 上映時間:115分

感想

映像が凄いですね-。街がパズルのようにバラバラと変化していく映像は圧巻でした。

ただ個人的には、ヒーローアクション物としては主人公にカッコ良さを感じなかった(マントのほうがカワイイ)のと、ラストバトルはもうちょっと盛り上げて欲しかったですね。

師匠のエンシェント・ワンとの関係性をもうちょっと濃厚に描いてくれていたら師弟ドラマにもなれたのに、とちょっと勿体ない。

【映画】「家族ゲーム」感想。ネタバレなし

★★★★

あらすじ

キネマ旬報ベストテン第1位作品。才人・森田芳光監督が、どこにでもある家庭の抱えている問題をユーモアに描いたシニカルでシュールなホームコメディ。高校受験を控える息子を持つ沼田家は、成績のパッとしない息子のために家庭教師をつける。だがやって来た吉本(松田優作)は三流大学の7年生という風変わりな男だった。

家族ゲーム

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  • 松田優作
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作品情報

  • 監督:森田芳光
  • 脚本:森田芳光
  • 原作:本間洋平
  • 出演者:松田優作/伊丹十三/由紀さおり/宮川一朗太
  • 公開年:1983年6月4日
  • 上映時間:106分

感想

横並びの食卓シーンで有名な「家族ゲーム」

松田優作主演のこの映画の後にもいろいろドラマ化されてますが、見るのは初めてですね。

よくシュールとか怪作みたいに言われてますが、見てみますと確かにシュールで怪作です。

特に最後の食卓シーンのインパクトは凄い(ドリフのコントが始まったのかと思った😅)

最後のほうのシーンをどうとらえるかは観てる人に委ねられてる感じです。
物語で説明せずに、食卓シーンだけで歪な家族の家族崩壊を現すのは怪作と言われるだけはありますね。

【映画】「八つ墓村」(1977年)感想

★★★☆

あらすじ

今から四百年前。戦国時代、山あいの或る村に流れ着いた八人の落武者たち。しかし村人たちは彼ら尼子一族に懸けられた恩賞金に目がくらみ、皆殺しにする。その後、奇怪な出来事が続発。惨殺した八人の落武者に祟られている。いつからか、この村は八つ墓村と呼ばれるようになった。そしていま、忌まわしい血を持つ寺田辰弥(萩原健一)が妖艶な未亡人、森美也子(小川真由美)と共にこの八つ墓村に帰ってきた。村人たちが恐れるなか、再び血にまみれた戦慄の事件が次々と村を襲う。怨念か。それとも計画的な殺人か。御存知の名探偵、金田一耕助(渥美清)が登場。名推理が奇妙な事件を飄々と紐解いていくのだが…。横溝文学とエンターテイメントが見事に融合。オカルト色に彩られた、いまなお語り継がれる金田一耕助映画屈指の異色作!

八つ墓村

八つ墓村

  • 萩原健一
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作品情報

  • 監督:野村芳太郎
  • 脚本:橋本忍
  • 原作:横溝正史
  • 出演者:萩原健一/小川真由美/山崎努/渥美清
  • 音楽:芥川也寸志
  • 公開年:1977年
  • 上映時間:151分

感想

頭に懐中電灯を付けて走り回ってる有名なシーンは何かで見て知っていましたが、実際に映画を見たのは初めてで、想像以上に強烈なインパクトでしたね。
これが見れただけでもこの映画を見て良かったと思うくらい。

お話のほうは金田一シリーズだからミステリーかと思っていたら、どちらかと言えばオカルト寄りのサスペンス。
渥美清の金田一耕助というのも面白かったですが、主役ではなく狂言回し的な役割で、最後にちょろっと真相を説明するだけで終わっちゃいましたね。

ミステリとして見ちゃうと犯人とか犯行に物足りなさがでますが、祟り物としてみると面白かったです。

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【映画】「男はつらいよ 寅次郎恋やつれ」(第13作)感想

★★★☆

あらすじ

絹代という女性と所帯を持ちたいと柴又へ帰ってきた寅さんは、さくらと梅太郎に付き添われ山陰・温泉津へ赴いた。しかし蒸発した主人が戻ったと嬉しそうに絹代に告げられた。二人に置き手紙を残して旅に出た寅さんは、津和野で歌子に二年ぶりに再会した。陶芸家の主人を病気で亡くし彼の実家で図書館勤めをする歌子の暮らしが寅さんには不幸に見えた。心残りながら柴又へ戻った寅さんだったが、東京で人生の再出発を決心した歌子が訪ねて来て大はしゃぎ。でも歌子は喧嘩別れした父との関係に心を悩ましていた。

作品情報

  • 監督:山田洋次
  • 出演者:渥美清/吉永小百合/宮口精二
  • 公開年:1974年
  • 上映時間:104分

感想

「男はつらいよ」シリーズ13作目「寅次郎恋やつれ」。今作のマドンナは吉永小百合さんです。

吉永小百合さんは9作目「柴又慕情」に続き2回目のマドンナ出演。マドンナとして2回登場するのはこれが初めてですね。

今回はヒロインの歌子と父親(宮口精二)の和解がメインで、9作目「柴又慕情」の続編といってもいいお話で、ほっこりと感動できるお話でした。

 


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【映画】「影武者」感想。ネタバレ少しあり

★★★

あらすじ

武田信玄の遺言により、信玄の影武者が誕生する。素性が盗人ではとうてい勤まりそうになかったが、信玄の密葬に感動してからは立派に勤めを果たそうとする。他方、家康と信長の生死をさぐる陽動作戦に出るが、一子・勝頼はそれを迎え撃ち勝利する。喜びもつかの間、信玄の愛馬から落馬したことで影武者である事が暴露されてしまう・・・・・・。

影武者

影武者

  • 仲代達矢
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作品情報

  • 監督:黒澤明
  • 脚本:黒澤明/井手雅人
  • 外国版プロデューサー:フランシス・フォード・コッポラ/ジョージ・ルーカス
  • 出演者:仲代達矢/山﨑努/萩原健一/隆大介/大滝秀治
  • 公開年:1980年
  • 上映時間:180分

感想

壮大なスケールの映像は凄かったです。
たくさんの馬と兵が列をなしてぞろぞろと行軍しているシーンや合戦での騎馬の躍動感など、戦国時代はこんな感じだったのかもしれないと思うほどに雄大な映像でした。

ただ物語のほうは…武田信玄(仲代達矢)が死んで、盗人(仲代達矢)が信玄の影武者になるというお話で、影武者のユーモラスな個所とか、次第にお館様が乗り移ったかの様な威厳をだしたりとか、面白くなりそうな要素はあったのに、割とあっさりバレて追放。そのまま唐突に長篠の戦いが始まって武田軍壊滅。

長篠の戦いに破れた死屍累々の武田軍を長々と映してましたが、戦の悲惨さを訴えるような映画ではないし、滅びの美学をあらわした話でもないし、何がテーマの映画なのかよくわからなかったですね。

物語はいまひとつでしたが、馬の迫力と躍動感、最後に倒れゆく馬の姿とか、馬を撮りたかった映画なんじゃないかと思えるくらい馬の映像はよかったです。

【映画】「クレージーモンキー/笑拳」感想。ネタバレなし

★★★

あらすじ

非道な武術家、ヤムに反逆者の汚名を着せられ逃亡した行意門派のチェン。
彼は、山で隠居生活を送りながら、一緒に暮らす孫のロンに秘かに拳法を教えていた。
何も知らない甘えっ子のロンは、人前でカンフーを見せるなというチェンの教えもどこ吹く風。
うさんくさい道場に師匠として雇われ、「行意門」の看板を掲げる。
やがて、それはヤムの一味の知るところとなり、彼らはチェンの居場所を突き止める。
そして、ヤムに急襲されたチェンはロンの目の前で命を落としてしまう。
復讐に燃えるロンだったら、突然現れたチェンのかつての弟子、"8本足の麒麟"に諫められ、
ヤムに打ち勝つ力を会得すべく、彼の下で厳しい特訓を開始する

作品情報

  • 監督:ジャッキー・チェン
  • 出演者:ジャッキー・チェン
  • 公開年:1979年
  • 上映時間:98分

感想

ジャッキー・チェンの初監督作品ですかね。

お馴染みの復讐劇ですけれど、全体的には笑える場面は多くてコミカルですね。

物語は一本調子でやや単調ではありますが、師匠との特訓や修行シーンは良かったです。熱くなる。

これを見るとバッキバキのジャッキーの筋肉に驚嘆することでしょう。

【映画】「アントマン」感想。ネタバレなし

★★★★

あらすじ

『アベンジャーズ』のマーベル・スタジオが贈る、映画史上“最小”で“最大”のアクションムービー!仕事も家庭も失ったスコットに残された最後のチャンスは、身長わずか1.5cmになれる驚異の“スーツ”を着用し、想像を絶する特殊能力を持つ“アントマン”となることだった。最愛の娘のために猛特訓を開始した彼は、本当のヒーローとなり、人生のセカンド・チャンスをつかむことができるのか?そして、アントマンに託された決死のミッションとは…?

作品情報

  • 監督:ペイトン・リード
  • 出演者    ポール・ラッド/エヴァンジェリン・リリー/コリー・ストール/マイケル・ダグラス
  • 公開年:2015年
  • 上映時間:117分

感想

『マーベル・シネマティック・ユニバース』(MCU)の作品の第12作品目。

ちっちゃいヒーロー、アントマン。面白かったです。

笑える部分も多いし、ダメダメなパパが娘のためにヒーローになろうとするドラマも良かった。

ジョジョにも最弱が最強ーーー!とか言っていた蚤みたいな小っちゃいスタンドがいたなぁとか思い出して見ていました。。。

小さいから相手の懐に潜り込めたらアイアンマンですら倒せるんじゃないかと思えるアントマンだけど、卓球のラケットとかで吹っ飛んでいっちゃう弱さがあるのも好き。

小さくなったり大きくなったりのバトルも面白かったです。

 

【映画】「名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)」感想

★★★

あらすじ

コナンの身近な人々、目暮警部、蘭の母親の妃英理、阿笠博士が、立て続けに命を狙われるという事件が起こった。犯行現場には謎のキーワードとしてトランプが残されていた。事件の真相を追うコナンたちは、海中レストランへ向かうが、そこには新たなる殺人劇が待ち受けていた……!

作品情報

  • 監督:こだま兼嗣
  • 脚本:古内一成
  • 原作:青山剛昌
  • 出演者:高山みなみ/山崎和佳奈/神谷明
  • 公開年:1998年
  • 上映時間:99分

感想

映画版 名探偵コナン2作目。

トランプになぞらえて、一人一人襲われるというのは面白かったけれど、今回は犯人の動機が無茶苦茶しょぼくて、その割りに、爆薬使いまくって建物崩壊させるとか、ド派手な犯行には笑ってしまった。

【映画】「コンフィデンスマンJP 英雄編」ネタバレなし

★★★★☆

あらすじ

これは、コンフィデンスマン誕生の秘密に迫る物語---
“英雄”と謳われた詐欺師〈三代目ツチノコ〉が死んだ。その元で腕を磨いた過去を持つダー子、ボクちゃん、リチャード。当代随一の腕を持つコンフィデンスマンによって密かに受け継がれる〈ツチノコ〉の称号をかけ、3人の真剣勝負がはじまる。

舞台は世界中のセレブが集まる世界遺産の都市〈マルタ島・ヴァレッタ〉。狙うは、莫大な財を成し引退したスペイン人の元マフィアが所有する、幻の古代ギリシャ彫刻〈踊るビーナス〉。それぞれの方法でオサカナに近づく3人だったが、そこに警察さらにはインターポールの捜査の手が迫っていた・・・。
果たして最後に笑うのは誰なのか!?まったく先の読めない史上最大の騙し合いが始まる!!そして、本当の〈英雄〉、最後の〈真実〉とは-!?

 

作品情報

  • 監督:田中亮
  • 出演者:長澤まさみ/東出昌大/小日向文世/瀬戸康史/松重豊/角野卓造/江口洋介
  • 公開年:2022年
  • 上映時間:127分

感想

面白かったです。

前作の「プリンセス編」はコンフィデンスマンJPっぽくないところが少し不満でしたが、今回は最初から最後までコンフィデンスマンJPを楽しめました。

映画版も三作目ですが、この「英雄編」だけでも楽しめますが、「ロマンス編」から通しで見た方がより楽しめると思いますね。

続きがあるようなことを匂わせてくれたので、是非四作目も続けていってもらいたいです。

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【映画】「男はつらいよ 私の寅さん」(第12作)

★★★

あらすじ

とらや一家が九州旅行へ出発する前日、寅さんが帰って来た。隠しだてされてムクれる寅さんだが、結局淋しく梅太郎と留守番をすることになった。それから数日後、小学校の級友・文彦に再会、懐かしさのあまりに悪酔いし、文彦の妹・りつ子の家で彼女の大切なキャンパスを汚して追い返された。翌日、とらやへ謝罪に来たりつ子と意気投合、互いが病気のときにお見舞いへ行き来する関係になった。しかしりつ子は絵を生涯の伴侶として生きていくつもりで、寅さんとは一生友達としてつき合っていきたいと語るのだった。

作品情報

  • 監督:山田洋次
  • 脚本:山田洋次/朝間義隆
  • 出演者:渥美清/岸恵子/前田武彦/津川雅彦
  • 公開年:1973年
  • 上映時間:107分

感想

「男はつらいよ」シリーズ12作目「私の寅さん」。今作のマドンナは岸恵子さんです。

男はつらいよも通しでみていると、意外とパターンを変えていることがわかります。

今作ではいままでにないパターンがいくつかありましたね。

たいがい寅さんは中盤あたりでおいちゃんたちと口げんかして旅に出て行くのですが、今回はおいちゃんたちが旅行で出かけて寅さんはお留守番。寅さんが一度も途中で旅にいかないのは初めてな気はします。

そして今回は珍しくマドンナからはっきりとフラれますね。いつもは自分から身を引くことが多いですからね、寅さんは。

ちょっと哀愁を感じる終わり方はよかったです。


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